過去に観た映画の感想です。

ツイッターで書いた内容をまとめました。観た映画やドラマを忘れないようにしたメモです。
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すべては愛のために~Beyond Borders~ [DVD] 全ては愛のために・アンジェリーナジョリー 12月31日更新
一度だけ抱かれた男に命をささげる。たとえ道にそむいた愛だとしても・・・(番組情報)

アンジェリーナジョリー(サラ)はイギリス男性と結婚をしている人妻。仕事も国連で働いている政府の人間で何不自由無い裕福な暮らしを送っている。ある日旦那のお父さんのパーティーにて一人の男(ニック)が痩せ細った男の子を連れて乱入して来る。ニックは「今お前たちが飲んでいるこの飲み物は一杯いくらだ?50ポンドか?」と言い飲み物が入っているグラスを逆さまにする。ニックは連れて来た痩せ細った男の子(ジョージョー)を前に出し、裕福で豪華なパーティーを開いている人達に世の中の実情を話し出す。

ニックが初めてジョージョーと会った時彼はお腹が空いて自分の舌を食べようとしていたと。誰かが面白がってバナナを投げる。ニックはサルのマネでもしろと?と抗議。ある日ジョージョ-の元に政府からエチオピアへの援助を中止すると言う手紙が来た話をする。ニックはそんな政府の有り方に怒りを覚えパーティー会場に乗り込んで来たのだ。そんなニックとジョージョ-の姿を見たサラはニックと共に難民キャンプへと行く事になる。サラの旦那は「そんな事をするのは子供の考えだ」反対したがサラが「私は子供で良いの!」と迫りサラが本気だと知りお金を援助すると言った。

サラが難民キャンプに着き現地の様子を目の当たりにし愕然とする。サラは白いドレスを着ていて現地では浮いて見える。小さな子供がお母さんの近くでうずくまっている。ナンとお母さんは鳥に体をむしばまれ胸に傷を覆っている。サラはそんな親子を放っては置けずに車に乗せどうにか助けたい一心でいるが、現地で救済活動をしているエリオットにちょっと診ただけなのに、もう助からない、と言われるもエリオットを説得し治療をしてもらう。がしかし子供は助かるが母親は助からなかった。

ニックと共に救済活動をしている仲間と共に政府に食糧が足りないと交渉しに行くも、政府は治安の悪さと食糧は関係ないと言い丸で話にならず交渉は成立せず。そんな中キャンプが閉鎖される事になる。そこへニックがサラの元にやって来る。サラはニックが冷たい、どうして名前で私の事を呼んでくれないの?!あなたは冷たい、と言うとニックはジョージョ-の話をし始めた。ジョージョ-は自分も立ち上がれないほどに弱っていた体なのに、家族の遺体を土を掘って埋めていたと言う。そして将来は医者になりたいと言っていた。そんなジョージョ-は僕の親友だ。名前と共に一生忘れない。それを皆覚えていたら・・と言い場面は切り替わった。とても考えさせられる台詞だ。

サラはキャンプの閉鎖と共に現地を出て元の生活をしていたがニックの事を忘れる事が出来ずに4年もの間ニックを思い続ける事になる。そんな時サラの元にエリオットから連絡が入り再開する。ニックの様子を聞きエリオットからニックは元気だよと知らされる。エリオットがサラに会いに来た本当の目的は、サラが国連の人間だから、カンボジアの食糧や支援などに必要なハンコが欲しいと言うことだった。サラは快く了解し自分もカンボジアへと行くと言う。その時エリオットから現地は地雷があったり、しかし義足などは無く、と言う話を聞く。

ある時サラは一人の青年を車に乗せる。その青年の足は義足だった。サラがその足はどうしたのかを訪ねると青年は「地雷を踏んだ。あのカチッ!と言う音を聞いた最後」だと言っていた。自分は足を失っただけだったからラッキーだったよ、とニッコとした。

サラはニックと再開する事が出来るも、ニックは国境近くのパイリンと言う所に行くと言う。その場所はとても恐ろしい地域で女は犯され地雷探知機代わりにもされるような、とても恐ろしい地域だと言う。そこにニックは向かう話を聞かされる。

ニックは現地の兵隊に荷物を調べられ荷物の中から銃を見付けられ酷い目にあうも殺される事は無かった。サラからも何故銃が必要なのかを問い詰められニックは、生き残る為には必要だと言う。サラは国連の人間。子供がバタバタ死んでいるのに法律を守れと言うのか?!と迫るニックにニックの思いが伝わり二度と不正をしない事を約束させる。

ある日現地の人間が一般市民を巻き込み襲いそれを助けようとしたエリオットが撃たれ死んでしまう。ニックはエリオットの家族にそれを知らせに会いに行くと言う。今までベットで愛し合っていた二人なのだが、ニックの何処かそっけない態度を感じ取ったサラは何処かおかしいわ、と言う。ニックは猛烈にサラを愛しているが、国連にいるサラと自分が愛し合ったら誰かが傷つく事になる、それは許されない事だと言い泣く泣く別れる事となりサラは普通の元の暮らしへと戻る。サラの旦那や子供に囲まれて自分の誕生日祝いをしてもらっている。

ある日サラはニックからの手紙で、ニックがチェチェンの難民キャンプにいる事を知り会いに行くことを決意するも詳しい居場所までは分からずに姉のコネで居場所を突き止めて欲しいと頼む。ある日姉からの連絡でニックの居場所が分かったと言う知らせが入る。

ニックの居場所を知っている友達だと言う男と会うことが出来た。男は、サラが危険な場所だと知っていながらもニックに会いたいと言う思いにほだされ、しかしこんなへき地に来ること自体命知らずのキチガイがする事だと言う。それは愛のためか?と。

そんな女と組んでみたくなった、と言いニックの元に連れて行くも、ニックは小屋の中で倒れていた。ニックは人民への集団強姦だと言う扱いを受けている為に命を狙われている。サラは意識が朦朧としているニックを励まし、貴方には娘がいるのよ、と言い、意識を取り戻させようと必死になる。空からは爆弾。正気を取り戻したニックは小屋を出てサラと共に逃げるも追い詰められる。ニックはサラに君だけでも逃げろ、と言う。自分は金になるから命までも取られる事は無いが君は強姦されて最後は殺される、だから逃げろと。サラは納得し逃げる。ニック撃たれ倒れる姿をサラは目撃。そしてサラ「カチッ!」と言う音を耳元で聞いてしまう・・・。

※あーー長かったーぁ。こんなに全てのネタバレを書いても良いのかな?とも思いますが、ちょっと夢中になってしまった・・・。
サラは人妻なんだよね・・・。結婚していて子供までいるのに違う男に命を掛けてまで追いかけて・・・旦那は?・・・旦那に対する思いが何一つ描かれていないし、何だかサラって超自分勝手・・・サラの旦那なんかサラに対して意地悪した?親が金持ちで親の金で難民キャンプに行かせてもらったのに、気持ちは分かるけど、旦那や旦那のお父さんに対する扱いが酷い・・・分かるけど・・・不倫してる罪悪感無いの?・・・

それを除いたら、難民キャンプにいる人達の現実を描いた話で、それを分かり易く描かれていて、政府、国は何もしてくれないし、援助も打ち切って酷い仕打ちだよ。うちも介護支援打ち切られてナンテ酷い事をするの?と当時の横浜市長(中田)を恨んだよ。

国は何もしてくれないと実感したし、それに反発する人間の思いが伝わる内容だと思う。政府、国は当てにならない、と言う内容の映画は、一個前の映画でも同じだよね。何もしてくれないのは当たり前の現実な話。それをテーマにする話は本当に沢山あるんだね。今更個人が訴えた所で何も変わらないのが現状。それを描いてくれる映画は評価する。しかししかししかし、だからと言って、旦那や子供裏切って不倫しても良いの~?そこがこの映画の嫌いなとこ。そう言ったテーマを含めて恋愛的なものを入れようと思ったら、もう不倫するしか無いのかー。そうなったら不倫も切なくて感動的な素晴らしい映画になるのかな~?・・・そうだとしたら、不倫を肯定することになるよね。酷い話だと思う。まあ映画はここまで書くんだから自分の中に入って来たし良かったと思うけどね。
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